便の成り立ち

●便の成り立ち

ここで少し「便」とはどういう物かについてお話してみたいと思います。食事の時誤って、ほっぺたの裏や舌を噛んでしまったことがありませんか?血が出たりして痛いのですが、翌朝舌でそこを触ってみると、案外早く治っていることに気づくでしょう。口や胃の粘膜は1〜2日で傷を修復してしまいます。胃粘膜は3〜4日かかります。この粘膜細胞はその奥の方から次第に表面に出てきて、常に新しいものと取って替わっているのです。したがって消化官にはそれらの脱落した細胞がアカとなって入ってきます。これが便の3分の1を占めます。次に、食べる食事の3分の1が腸内細胞に変わり、人の健康にいろいろと影響を及ぼし、その後の腸内細胞の残がいと腸内細胞の不活性化したものが3分の1、それと食物のカスが3分の1です。


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